NPO設立の理念


「京都発・竹・流域環境ネット」は荒廃放置竹林の整備及びその廃棄竹林の有効活用により、地域の自然環境の保全を目指しております。
現代社会において自然環境の保全は、最重要項目であり早急な対処が求められている問題の一つです。
こういった問題をふまえて、共通の問題解決のために全国に散在する放置竹林を抱えるそれぞれの地域との連携を結び、そこに暮らす我々の問題として組織し、同時に竹資源としての重要性を再認識すると共に、地域の環境保全に寄与することが、我々の想いです。

事業内容


(1) 自然環境の保護に関する講演会を開催する事業
(2) 竹炭作りのプロを養成するための人材育成事業
(3) 里山・竹親ネット事業
  (借地した筍林にある竹の里親を募り、管理費用を負担して頂き竹所有者として疑似体験ができる事業)
(4) 里山カルチャー事業(竹炭作りを通して、里山の環境講習を行う事業)
(5) 竹木炭を製造するための窯、炉などの開発促進を行う事業
(6) 竹木炭を利用しての水質浄化事業
(7) 竹資源を活用した製品の販売事業
(8) 環境問題や環境改善の開発又は取組みを行う団体及び個人へ研究費等の助成を行うための基金の造成
(9) 竹林管理受託事業
(10) 荒廃放置竹林の整備事業
(11) 本法人の事業に関する機関誌発行事業
(12) その他、本法人の目的を達成するために必要な事業

竹林整備支援事業


竹林整備には、間伐と間伐材の有効活用の両輪が不可欠。
竹林は、継続的な間伐を怠れば、すぐに荒廃した状態に戻ってしまいます。薄暗く是場の悪い斜面で竹を切り倒し、枝を払い、持ち運べる大きさに切断するという重労働の関伐作業を継続するにはどうすればよいのでしょうか。
生産性のない問伐は、続かない。使命感だけの活動では先細りしてしまう一方です。

間伐例

私たちの役割

私どもは、このような農家からの間伐きや親竹の引取り依頼や、あるいは開発造成工事現場などからの伐採開墾依頼による竹林の有効活用の促進をめざし事業展開しております。